カミングアウト 03
美穂様の責めは、本当にその場の気分次第でした。
部室での責めは、もっぱら性器へのモノでしたが、時には苦痛、時には羞恥、時には快楽、と言った具合に気分次第でいくらでも変わりました。もっとも、ほとんどがエロ漫画から得た知識の応用、というより創作でしたが…。
ビニールテープで後ろ手に縛られると、下半身を露出させられます。
美穂様は不潔なのはお嫌いなので、あらかじめトイレで下半身を洗浄しておきます。その洗浄具合をチェックなさいます。少しでも臭ったりゴミがついていたりしようものなら、ライターで焼かれてしまいます。仮性包茎の皮をズルリと剥いて、カリの部分から亀頭の裏側の筋まで念入りにチェックなさいます。また、パイパンの剃り残しが1本でもあれば、それもライターで焼かれてしまいます。
そして、何よりも拷問なのが、チェックの際は決して起たせてはいけないという条件でした。
そんなの到底無理です。
男なら誰もが振り向くような美貌の持ち主に、青春真っ盛りの男子高校生が下半身をまさぐられて反応しないわけがありません。チェックの最中にみるみるうちに力がみなぎってしまうと、決まって、プラスチック製の定規で肉棒が激しく打たれました。
チェックが終わるといよいよ責めの始まりです。
その日は、チョコレートが入っていたというコルク栓のついた三角フラスコをお持ちになりました。
『これからオマエが精子を吐き出すたび、これに入れていくわ。オマエの精子でこれが満タンになったら、私のペットから解放してあげる』
少し残念な気もしましたが、弱みを握られ、奴隷にされている状況から脱することが出来るなら、と希望を持ってしまいました。
『一生懸命に出すのよ』
そうおっしゃるなり、私の肉棒にむしゃぶりついて来ました。
私の肉棒は、美穂様の口の中でみるみるうちに固くなり、お口から出すなり皮をめくり、鬼頭部を下でベロベロと嘗め回しました。そのお姿は、まさに『貪る』そのものでした。
出る時は必ず申告するように言われていました。
『出ちゃいます!』
というなり私の肉棒をお口に含むと、きゅっと締め付けられ、下半身が吹き飛びそうになるほどの快感の中、美穂様のお口の中に発射してしまいました。そのすべてをお口に含むと肉棒を吐き出し、コルク栓を開けた三角フラスコの中にお吐きになったのでした。
思ったより出ないものです。
たとえチョコレートが入っていた小型の三角フラスコでも、かなりの量を出さなければいっぱいになりそうもありません。どれほど発射させられるのでしょうか。
高校生ですから、一日に何度も可能でした。
それにしても日数がかかりそうでした。
10分ほどの休憩を頂くと、すぐにおしゃぶりを開始なさいました。
キャンディーをしゃぶるように、美味しそうに召し上がりました。
しばらく放置し、勃起した肉棒を眺めながらジュースをお飲みになり、再びおもむろにおしゃぶりを開始なさいました。
美穂さまの意のままに勃起させなければ、容赦ないお仕置きが待っています。
私は、必死に美穂さまの期待に応えようと、下半身をコントロールしました。
今思うと、これらすべてが『調教』だったのでしょう。
この日は3回、射精させられ、ミニ三角フラスコに採集されたのでした。